亜熱帯条件を利用した世代促進による耐病性小麦育種素材の育成(28)
課題番号 | 1993003861 |
研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における作物の生産・利用技術の開発,改善 |
大課題 | 熱帯・亜熱帯における畑作の改善 |
中課題 | 熱帯・亜熱帯における畑作物の育種 |
小課題 | 亜熱帯条件を利用した世代促進による耐病性小麦育種素材の育成(28) |
摘要 | 赤さび病抵抗性である4系統の小麦が持つ小麦−ライムギ転座染色体をゲノミックin situハイブリダイゼーション法により解析した。小麦ゲノム中のライムギ染色体部分を確認するとともに、2系統は小麦染色体の動原体(付近)、他の2系統は小麦染色体末端付近の部分でライムギ染色体と転座が起こっていることが判明した。また、染色体置換法と分染法を組み合わせることによって異種属由来の3つの赤さび病抵抗性遺伝子を集積した小麦系統の育成法を考案した。この方法にしたがって2組合せの交配(シモフサコムギ・モノソミック6B/Kavkaz//Transfed/3/さび系35号、アオバコムギ・モノソミック6B/Kavkaz//Transfed/3/さび系36号)を行い、それぞれにおいて遺伝子が集積した5および1個体を選抜した。 |
研究分担 | 沖縄・世代促進研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036435 |
収録データベース | 研究課題データベース |