マンゴーの果肉崩壊症の制御
マンゴーの果肉崩壊症の制御
課題番号 | 1993003890 | ||
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研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) | ||
研究期間 | 新H04〜H07 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における作物の生産・利用技術の開発,改善 | ||
大課題 | 熱帯・亜熱帯における果実生産技術の改善 | ||
中課題 | 熱帯・亜熱帯における果実の栽培技術の改善 | ||
小課題 | マンゴーの果肉崩壊症の制御 | ||
摘要 | マンゴーは樹上で完熟させ出荷することによって、極めて高い市場価格を維持している。しかし近年になって果実内部がゼリー状に変化する果肉崩壊現象がみられるようになり、栽培を行う上で大きな問題となっている。これらの理由から、マンゴーの果肉崩壊症の原因を究明し、対策法を明らかにすることを目的に本課題を設定した。今年度は成熟に伴う果実品質の変化を調査することにより果実の適正な収穫時期を明らかにし、追熟した場合の樹上完熟果との品質の違いを検討した。その結果、ナシ用カラーチャートで果皮色4.5程度の果実を収穫すれば、樹上で完熟果を収穫したことになり、障害果の発生を1/3にすることができた。また、適正に追熟することによって、樹上完熟果とほぼ同じ品質の果実を得られることが明らかになった。今後は、収穫前期及び後期に果実を採取して発生の実態を調査し、症状が類似しているホウ素欠乏症との関係を明らかにするためにホウ素の葉面散布試験を行なう予定である。 | ||
研究分担 | 沖縄・熱帯果樹研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036464 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |