野菜のウイルス病の同定と生態の解明(66)

野菜のウイルス病の同定と生態の解明(66)

課題番号1993003900
研究機関名熱帯農業研究センター(熱研)
研究期間完S63〜H04
年度1993
研究問題熱帯・亜熱帯における作物の生産・利用技術の開発,改善
大課題熱帯・亜熱帯における作物保護
中課題熱帯・亜熱帯における病害の生態の解明と防除技術の確立
小課題野菜のウイルス病の同定と生態の解明(66)
摘要石垣島のキュウリに発生するウイルス病について病原の同定および生態の解明を行い、ウイルス病の媒介昆虫であるアブラムシ類の発生生態を調査した。1988年7月に輪点葉から分離した被膜を有する直径70〜100nmのウイルス(No.12)は、トマト黄化えそウイルス(TSWV−W)と同定され、キュウリに退緑斑点、葉脈間の細かい星状あるいは網目状退緑斑および葉縁からの退緑斑を生じることが確認された。ELISA検定では多数の無病徴感染株が検出され、これらを含むTSWV感染率は64%であった。1988年9月に奇形葉から分離したヒモ状ウイルスは、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)と同定された。石垣市内の露地栽培キュウリ50株中45株からZYMVが検出され、自然感染率が極めて高いことが判明した。支所内の圃場におけるZYMVの発生は、年により変動する傾向が認められたが、寄生アブラムシ数および黄色水盤による発生消長との間に直接の関係は見いだせなかった。黄色水盤によるアブラムシの発生消長は、春と秋にピークがある季節変動を示した。
研究分担沖縄・作物保護研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036474
収録データベース研究課題データベース

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