東南アジアにおける農業技術の定着と農民組織に関する調査研究−マレイシア・ムダ地区における農業生産基盤の変化−(1)
課題番号 | 1993003947 |
研究機関名 | 熱帯農業研究センター(熱研) |
他機関 | ムダ農業開発公団 |
研究期間 | 継H01〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 熱帯・亜熱帯における農林業生産総合技術の開発、改善 |
大課題 | 熱帯における水田作総合技術の開発、改善 |
中課題 | 熱帯モンスーン地帯における水田高度利用技術体系の確立 |
小課題 | 東南アジアにおける農業技術の定着と農民組織に関する調査研究−マレイシア・ムダ地区における農業生産基盤の変化−(1) |
摘要 | 本年度は、昨年度に引続き1973年に行われた調査村6村を対象に農業技術、特に直播栽培の定着に係わる農業構造の変化について全戸悉皆調査を行った。調査は農家331戸、非農家97戸の計428戸であるが、農家数は前回調査時の75%に減少し、逆に非農家数は35戸から97戸に増加していた。これは稲作の機械化が進み、収益性はまだ低いが農業内部での就業機会が減少したこと、ムダ地区の近郊に立地している工場への兼業機会があり、非農業所得が稲作のそれを上回っったことによるためと考えられる。農家1戸当たりの経営耕地面積は約1.8haと変化がなく、経営規模の拡大が土地保有慣行等に規制されていることを教えている。 |
研究分担 | 研二〔安延久美〕 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036521 |
収録データベース | 研究課題データベース |