動物プランクトンの群集構造の解明(7)
動物プランクトンの群集構造の解明(7)
課題番号 | 1993005392 | ||
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研究機関名 | 日本海区水産研究所(日水研) | ||
研究期間 | 継H03〜H07 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 水域における生物生産機構の解明 | ||
大課題 | 日本海における低次生物生産構造の解明 | ||
中課題 | 日本海におけるプランクトンの生産と環境条件の解明 | ||
小課題 | 動物プランクトンの群集構造の解明(7) | ||
摘要 | 温帯性浮魚類の餌料生物群集の生態に関する知見を得るため、山口県沖の定点において、4年1月から12月まで、毎月1回ノルパックネット鉛直曳き採集を行い、動物プランクトンの出現量及び群別組成の季節変化を調べた。総個体数及び現存量(湿重量)は共に3月、6月及び11月にピークを示した。主要構成群のうち、かいあし類は3月には個体数で73.8%、湿重量で81.5%を占め、春季餌料生物群として量的に最も重要である。他方、夏・秋季の高現存量は、個体数による構造特性と異なり、かいあし類・枝角類からなる小型甲殻類群集にくらげ類・サルパ類・矢虫類からなる大型動物プランクトン群集の加入により生じている。 | ||
研究分担 | 海洋環境・生環研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036605 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |