マイワシ系統群間における成長と成熟の変異性の解明(22)

マイワシ系統群間における成長と成熟の変異性の解明(22)

課題番号1993005406
研究機関名日本海区水産研究所(日水研)
研究期間完H01〜H04
年度1993
研究問題水産資源の生物特性の解明
大課題日本海における主要資源生物の生態機構の解明
中課題幼・成魚期における生態機構の解明
小課題マイワシ系統群間における成長と成熟の変異性の解明(22)
摘要マイワシの形質、特に成長と成熟の時空間的な変異性を明らかにすることを目的に、各地で採集された試料を測定した。(1)頭長、体高と脊椎骨数等の形質を各地のマイワシで比較した。頭長は瀬戸内海で、体高は京都府溝尻のいわゆるキンタルイワシで、他海域と異る傾向がみられた。脊椎骨数は、各脊椎骨数の出現頻度に年代間の大きな差はなかったが、脊椎骨数49の出現が日本海北部と北海道東に偏っている等、海域間で年齢1年以上の個体についても差異が存在した。(2)日本海における、体長と生殖腺重量の関係は、資源量が多い1989〜1992年と少ない1973年とでかなり異っていた。(3)対馬暖流域の各年級の平均体長は、1989〜1992年に海域間ではほとんど差がみられないが、1991〜1992年の3年魚の体長は1989〜1990年のそれよりかなり大きかった。Nakai(1962)は、資源量が減少した1940年代に3年魚の体長が大きく変化したことを報告しているが、1990年代にも同様の現象が起こりつつあることが明らかになった。成熟についての詳しい検討ができなかったことが問題点である。また、成長の時間的変化は今後も追跡する必要がある。本研究の成果と今後の解明すべき問題点は、「マイワシの資源評価と漁況予測」に引き継がれる。
研究分担資源管理・浮魚資研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036619
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat