暖地水稲の高温ストレス解明とその育種的利用(28)
課題番号 | 1993002929 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 継S63〜H09 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 暖地における作物・家畜の高品質・安定多収生産技術の確立 |
大課題 | 作物の優良品種の育成と育種法の改善 |
中課題 | 水稲の優良品種の育成 |
小課題 | 暖地水稲の高温ストレス解明とその育種的利用(28) |
摘要 | 内外の12品種について作期を3回にわたって栽培し各品種の登熟期間の穂重の増加を測定することにより登熟速度の作期別変異を分析した。その結果水原258号はいずれの作期でも安定した高い穂重増加率を示した。コシヒカリ、キヌヒカリ、日本晴は早期試験でのみ水原258号と同程度か高い穂重増加率を示した。一方、台中せん10号は作期が遅くなるにしたがい穂重増加率が高くなり特異的反応を示した。M401及び西海183号は温度が高くなるにしたがい穂重増加率も高くなる傾向にあるなど品種により反応が異なることが明かとなった。また、F1雑種の作期反応をみるため本年は4組合せの交配を行い、各1000粒以上の種子を得た。 |
研究分担 | 水田利用・耐性育法研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036682 |
収録データベース | 研究課題データベース |