処理タンパク質の有効利用による発育改善技術の開発(116)

処理タンパク質の有効利用による発育改善技術の開発(116)

課題番号1993003010
研究機関名九州農業試験場(九農試)
研究期間完S63〜H04
年度1993
研究問題暖地における作物・家畜の高品質・安定多収生産技術の確立
大課題畜産物の高品質・高付加価値生産技術の開発
中課題合理的飼料給与及び飼養管理技術の確立
小課題処理タンパク質の有効利用による発育改善技術の開発(116)
摘要体外受精で生産された虚弱子牛の発育促進をはかるためのルーメンバイパスタンパク質給与の有効性を明らかにする目的で試験を実施した。大豆粕のルーメン内分解率は140℃・2時間の加熱処理によって低下した。また、0.2%ホルマリン添加、血液コーティング処理でも分解率低下の効果を認めた。大豆はエクストルード処理によって分解率が顕著に抑制された。子牛の下部消化管における乾物とタンパク質の消失率は2週齢では不十分であったのに対して、6週齢ではトウモロコシを除いて高い値を示し、タンパク質については90%以上であったことから、すでに十分な消化機能が備わっていると考えられた。3ケ月齢のホルスタイン去勢子牛の増体は粗タンパク質含量が14%の飼料ではバイパスタンパク質の効果は明かではなく、粗タンパク質含量が12%の飼料ではバイパスタンパク質の効果が認められた。次に、体外受精で生産された6頭の子牛について、主要タンパク質源を大豆粕、エクストルード処理大豆及び魚粕と大豆粕にした場合の増体及び窒素の出納を測定した結果、窒素蓄積量及び蓄積率はエクストルード処理の区が高く、増体量は魚粕と大豆粕の区が高かった。しかし、増体量については試験開始時(約3ケ月齢)の体重の影響が大きかったことから、育成期に増体を高めるためには哺乳期における体重増加が重要と考えられた。
研究分担畜産・栄養飼料研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036763
収録データベース研究課題データベース

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