RT−PCR法を利用した土壌細菌の生態解明に関する研究
課題番号 | 1993003041 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
研究期間 | 新H05〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 暖地における作物、家畜の生産環境の改善技術の確立 |
大課題 | 土壌の保全と環境調和型生産力維持向上技術の開発 |
中課題 | 土壌微生物の機能の解明と有効利用技術の開発 |
小課題 | RT−PCR法を利用した土壌細菌の生態解明に関する研究 |
摘要 | 微生物生態の解明手法として、DNAプローブやPCR法等の特定遺伝子構造をマーカーとした検出手法が導入されてきている。しかし、実際の生態系ではすべての遺伝子が発現しているわけではなく、土壌中での特定機能の発現の確認や、その制御機構の解明には、特定のDNAから合成されるメッセンジャーRNA(mRNA)を検出する手法が必要となる。本研究では、水田の土壌プロテアーゼの主要な供給源と考えられるBacillus属細菌の、プロテアーゼをコードするmRNAの検出手法の開発を目的とする。RT−PCR法を用いて目的とするmRNAを検出するには、プロテアーゼ遺伝子に特異的なプライマーが必要であり、このためにBacillus属細菌が生産するプロテアーゼを分離・精製し、このアミノ酸配列を基にプロテアーゼ遺伝子のクローニングを行う。 |
研究分担 | 作物開発生産環境・育種工学研土微研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036794 |
収録データベース | 研究課題データベース |