バヒアグラス高採食性品種導入による高栄養草地の開発及管理技術の開発(190)

バヒアグラス高採食性品種導入による高栄養草地の開発及管理技術の開発(190)

課題番号1993003082
研究機関名九州農業試験場(九農試)
研究期間完S63〜H04
年度1993
研究問題暖地における高位生産技術と合理的流通・利用技術体系の確立
大課題作物、家畜の低コスト生産管理技術の開発
中課題草資源の開発及び有効利用技術の開発
小課題バヒアグラス高採食性品種導入による高栄養草地の開発及管理技術の開発(190)
摘要九州低暖地の肥育素牛の集約的な放牧育成技術を確立するために寒地型牧草と暖地型牧草を組み合わせた高栄養草地の管理・利用技術を作出する。1990〜91年にバヒアグラス草地(ナンゴク:夏期利用)トールフェスク草地(ナンリョウ:春・秋期利用)を組み合わせ、90〜91年にかけて黒毛和牛の育成牛を用いて放牧試験を行った。草地造成1年目の90年のha当りの放牧日数は年間225日で、日増体量は0.38kg、ha当りの年間増体量は973kg。造成2年目の91年度のha当りの増体量はトールフェスクの経年化に伴う早春と秋の生育の低下のため放牧期間が昨年より26日短く、更に6〜7月の長雨・低日射量によるバヒアグラスの生産量の低下が重り372kg(90年、971kg)と低く、日増体量も0.26kgと低下した。2ヵ年の試験から、トールフェスク草地は永続性が低いために利用2年目以降の草及び家畜生産量が低下する事が分かり、92年はバヒアグラスとイタリアンライグラス(タチワセとワセユタカ:冬期利用)を組み合わせ黒毛和牛の育成牛を用いて試験を行った。放牧日数は334日に延長され、日増体量は0.54kg、ha当りの増体量も1168kgに増加した。結果バヒアグラスとイタリアンライグラスを組み合せた放牧草地は、高栄養草地として有望と考えられた。今後の問題点は、放牧期間を更に30日間延長して周年飼養技術を確立する必要がある。
研究分担草地・草地管理研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036835
収録データベース研究課題データベース

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