かんしょ繊維質利用のための特性評価(195)
かんしょ繊維質利用のための特性評価(195)
課題番号 | 1993003087 | ||
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研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) | ||
他機関 | 食総研 | ||
研究期間 | 継H03〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 暖地における高位生産技術と合理的流通・利用技術体系の確立 | ||
大課題 | 農産物の品質保持と合理的流通・利用技術体系の開発 | ||
中課題 | 農産物の品質保持技術の開発 | ||
小課題 | かんしょ繊維質利用のための特性評価(195) | ||
摘要 | かんしょ繊維を含む澱粉粕、焼酎粕の有効利用を図るため、細胞壁画分のペクチン、ヘミセルロース、セルロースの各画分とさらに分画を進めた画分の中性糖、酸性糖の組成比とその特性を調査した。ペクチンは約半分が酸性糖であり、中性糖はガラクトースが最も多かった。ヘミセルロースは酸性糖が約7%であり、中性糖ではグルコースが最も高かった。また塩化カルシウム存在下でヨード複合体を形成するアラビノキシランを主とする画分と、キシログルカンを主とする画分に分けられた。セルロース画分はほぼグルコースのみである。したがって、カンショは容易に純度の高いセルロースを得る材料として利用できることが示唆された。 | ||
研究分担 | 作物開発・品質評価研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036840 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |