出芽細菌の生理生態的特性と効果的線虫密度抑制条件の解明(240)
課題番号 | 1993003132 |
研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) |
他機関 | 技会事務局;熱研 |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 難防除病害虫の総合的制御技術の確立[地域基盤研究] |
大課題 | 難防除病害虫の制御基幹技術の開発 |
中課題 | 生物的制御技術の確立 |
小課題 | 出芽細菌の生理生態的特性と効果的線虫密度抑制条件の解明(240) |
摘要 | 本研究では、出芽細菌の効果的な利用条件の解明を目指し、前年度はビニールハウスにおいて温度の増殖に及ぼす影響を検討した。本年度はポット試験により、出芽細菌単独または、卵寄生菌(Verticilliumchlamydosporium)、捕食菌(Hirsutella sp. Dactylella haptotyla)との併用処理を行い、サツマイモネコブセンチュウ密度抑制効果が併用処理によって高まることを明らかにした。また、供試したトマトの根こぶ指数には処理間で有意差がなかったものの、併用処理では細根量が多く、果実収量も増加した。次年度は出芽細菌の寄生による線虫の発育速度の変化と温度の影響を検討し、好適増殖条件を解明する。 |
研究分担 | 地域基盤・線虫制御研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036885 |
収録データベース | 研究課題データベース |