凍結によるかんしょ胚様体等の長期保存技術の開発
凍結によるかんしょ胚様体等の長期保存技術の開発
課題番号 | 1993003149 | ||
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研究機関名 | 九州農業試験場(九農試) | ||
研究期間 | 新H04〜H07 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 暖地農業研究の展開を支える基盤的技術の開発 | ||
大課題 | 遺伝資源の評価と利用による生物機能の開発 | ||
中課題 | 有用遺伝資源の収集・保存・評価 | ||
小課題 | 凍結によるかんしょ胚様体等の長期保存技術の開発 | ||
摘要 | 茎頂培養によるウイルスウリー苗生産にかわる技術として、胚様体等を利用したより効率的な種苗生産システムが考えられる。このため、胚様体等生殖質の超低温下における保存技術の開発が必要である。本年度は凍結保存に先立つ前処理として予備凍結より簡便な乾燥法やガラス化法を用いる超低温保存を検討した。乾燥後の胚様体の生存率は80%以上で、液体窒素による超低温保存後の茎葉形成率は16%と対照の3割程度であった。ガラス化処理は胚様体の生存に障害を及ぼすが、低温下での処理(0℃)により障害発生率を低下させることができた。しかしガラス化処理後の超低温保存では胚様体からの茎葉の発生は認められなかった。 | ||
研究分担 | 畑地利用・甘しょ育研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036902 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |