黒潮続流域における生物生産の基礎機構の解明(4)

黒潮続流域における生物生産の基礎機構の解明(4)

課題番号1993005003
研究機関名東北区水産研究所(東北水研)
研究期間完S52〜H04
年度1993
研究問題水域における生物生産機構の解明
大課題東北海域における生物生産機構の解明
中課題東北海域における低次生物生産機構の解明
小課題黒潮続流域における生物生産の基礎機構の解明(4)
摘要冬季の本州南方の黒潮域から本州南東方の黒潮続流域における、サンマ仔稚魚の主要な餌料プランクトンであるかいあし類のノープリウス幼生の分布特性とサンマ仔魚の分布及び生残条件について調査研究を行った。その結果、冬季の北西太平洋におけるサンマは黒潮主流付近及び南側の亜熱帯モード水域で産卵すること、仔稚魚の分布密度は黒潮流路がN・A型で安定した時に高く、B・C・D型で変動しやすい時に低くなる傾向があった。かいあし類の幼生は16・17℃水帯と黒潮前線域に多く分布した。分布密度は黒潮内側域で大きいのに対して外側域で小さかったので、サンマ仔魚の餌条件は外側よりも内側でより良好であることが判明した。サンマの主産卵場の位置と卵・仔魚の分散は年々の黒潮の変動に応じて変化していると推定され、今後も経年的な状況を把握して、生物環境の法則性を見出すことが重要である。一方、黒潮続流域とその周辺海域の海洋特性を明らかにするための調査研究を行い、■東北海区近海の黒潮続流の北限位置の経年変化、■黒潮続流の平均的蛇行流路、■黒潮続流の変動機構、■黒潮続流周辺の暖・冷水塊の性状・形成過程・生物生産機構、■黒潮続流から混合水域への暖水の補給機構を明らかにした。
研究分担海洋環境資源管理・海動態研漁生産研浮魚資1研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036918
収録データベース研究課題データベース

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