異体類の着底場選択における行動様式の解明(64)
異体類の着底場選択における行動様式の解明(64)
課題番号 | 1993005056 | ||
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研究機関名 | 東北区水産研究所(東北水研) | ||
研究期間 | 完H02〜H04 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 有用水産資源の培養及び管理技術の確立 | ||
大課題 | 東北海域における有用生物の環境収容力の解明 | ||
中課題 | 魚介類の個体群動態の解明 | ||
小課題 | 異体類の着底場選択における行動様式の解明(64) | ||
摘要 | 12月から1月に水深30−50m域で産卵されたイシガレイは浮遊期を通して沿岸に近づき、2月下旬には水深20m以浅に出現した。3月上・中旬には選択的潮汐輸送によりさらに浅い水域へ移動し、3月下旬から4月にかけて、ラグンーンや河口では水深数m以浅、外海では10m前後において着底が完了した。飼育実験により着底稚魚の成長速度と水温、RNA:DNA比の関係を調べ、フィールドで採集した稚魚のRNA:DNA比と水温から天然稚魚の成長速度を推定した。3月には水温が低いためと考えられるが、ほとんど成長していない個体も多くみられた。4月には仙台湾内の調査点ごとの成長速度に大きな差が認められ、成長速度が早い地点ほど分布密度が高い傾向がみられた。 | ||
研究分担 | 資源増殖・魚介増殖研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036971 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |