東北海域における貝類毒化プランクトンの出現状況の把握(68)
課題番号 | 1993005062 |
研究機関名 | 東北区水産研究所(東北水研) |
研究期間 | 継H04〜H06 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 増養殖場の管理技術の確立 |
大課題 | 東北海域における増養殖場管理システムの確立 |
中課題 | リアス式海岸内湾域における管理技術の開発 |
小課題 | 東北海域における貝類毒化プランクトンの出現状況の把握(68) |
摘要 | 岩手県以南の東北海域における本年の毒化プランクトンの発生状況は、以下のようであった。下痢性貝毒の原因プランクトンであるDinophysis属のものは、例年どおりD.fortiiの発生が主体で、5月から10月にかけてその出現が見られたが、最高値で10(福島)〜150(茨城)cells/lとその出現数は少なかった。宮城県北部では8月から10月にかけてD.acuminataが見られ、9月には12,800cells/lのピークを記録した。麻痺性貝毒の原因プランクトンであるAlexandrium属のものは、岩手県と福島県以南の海域で見られ、3月から9月にかけて岩手県海域の800cells/lが最高で、これも例年より少なかった。 |
研究分担 | 資源増殖・増殖漁研(部長) |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030036977 |
収録データベース | 研究課題データベース |