イネへの巨大DNA導入技術の開発(32)
イネへの巨大DNA導入技術の開発(32)
課題番号 | 1993000026 | ||
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研究機関名 | 農業研究センター(農研センタ) | ||
他機関 | 生物研【廣近洋彦;杉本和彦】 | ||
研究期間 | 継H03〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 消費ニーズに対応した高品質作物の開発と生産・利用体系の確立 | ||
大課題 | 作物遺伝資源の利用と新育種法の開発 | ||
中課題 | 作物の新育種法の開発と育種素材化 | ||
小課題 | イネへの巨大DNA導入技術の開発(32) | ||
摘要 | イネ・プロトプラストにおけるトランジェントアッセイ系を利用して、高濃度DNA接種の影響を調べた。プロトプラストと混合するプラスミド濃度度が10μg/ml程度までは、導入遺伝子(GUS遺伝子)の発現の上昇が認められたが、それ以上の濃度に上げても、導入量の増加は期待できなかった。導入に用いるDNAが、PEG法で精製された場合は高濃度DNA接種の場合に塩化セシウム法による精製DNAに比べて導入効率が明らかに低下した。またトランスジェニック植物作出実験でもDNAの精製方法によってコロニー形成率が異なることが認められた。遺伝子導入に用いるプラスミドの精製時に、PEG法を用いるのは問題があると考えられる。 | ||
研究分担 | 作物開発・育種工学研(育種工学班) | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037008 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |