米(澱粉)の酵素処理による有用糖の生産(59)

米(澱粉)の酵素処理による有用糖の生産(59)

課題番号1993003648
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間完H01〜H04
年度1993
研究問題素材の特性解明及び利用
大課題食料資源の理化学的性質の解明
中課題糖質の特性解明と高度利用
小課題米(澱粉)の酵素処理による有用糖の生産(59)
摘要新たな耐熱性で菌体結合型のCGTaseを産生する菌、BKF9−10の酵素産生能改良を目的として突然変異処理を新家らの方法を改変して用い、改良菌BKF9−10Aを得たが本菌の培養により得られる酵素結合菌体での、酵素の菌体結合力は弱くなった。そこで、結合力強化を検討した。その結果、グルタルアルデヒドの濃度が活性発現と結合力強化に影響し、最適条件は乾燥菌体1g当り、0.025%濃度の0.1M酢酸緩衝液200mLを加え、脱気、室温放置、洗浄により78%の活性発現率で乾燥菌体が得られ、反応3回目まで活性は保持された。BKF9−10A固定化CGTaseの各種米澱粉に対する反応性は元株酵素と改良株乾燥菌体の同一酵素量を添加してCD生成率を比較した結果、いずれの品種についてもCD生成速度が増大し、最終生成率も50%にも増大した。また、有色素玄米の粉砕物にBKF9−10A固定化CGTaseを添加して反応したところ、元の色素の80%以上が可溶化されると同時にCDにより安定化された紫色ライスシロップが生産された。尚、対象として同等の澱粉分解活性(ヨウ素−澱粉反応)をもつ耐熱性αーアミラーゼを添加して反応した場合の色素の可溶化率は20%程度であり、色素の安定性も1/3程度であった。
研究分担理化学・炭水化物研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037319
収録データベース研究課題データベース

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