柑橘類の機能性ポリフェノールの検索(109)

柑橘類の機能性ポリフェノールの検索(109)

課題番号1993003695
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間完H02〜H04
年度1993
研究問題素材の特性解明及び利用
大課題食料資源の利用技術の改良、開発
中課題多水分素材の品質要因の解明と利用・加工技術の改良、開発
小課題柑橘類の機能性ポリフェノールの検索(109)
摘要柑橘類には多くのフラボノールが存在するが、これらは紫外線を吸収する成分であり、ヒト培養細胞を紫外線から保護する作用を示す。本研究では、これらフラボノイドの中でも比較的含量の多いケルセチン配糖体に注目し、6種の配糖体を調製し、その紫外線防護作用を検討した。その結果、ケルセチン−3,4’−ジグルコシド、ケルセチン−3−ラムノグルコシド(ルチン)及びケルセチン−3−アラビノグルコシド等、糖を2分子結合した配糖体に明瞭な活性が認められた。特にケルセチン−3,4’−ジグルコシドは培養細胞に対する致死作用が極めて低く、安全な紫外線防護物質であることが分かった。これに対し、糖を1分子結合したケルセチンー3ーグルコシド等は紫外線防護作用が弱く、かつ培養細胞に対する致死作用が強いことが明かになった。また、糖が結合していないアグリコンであるケルセチンにおいては、致死作用が極めて強かった。以上から、こうした紫外線防護物質としては、安全性も考慮して糖が2分子結合したケルセチン配糖体が有効であることを明らかにした。
研究分担分析評価・分析研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037366
収録データベース研究課題データベース

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