物理・化学的手法による毒素低減化技術の開発(139)
課題番号 | 1993003723 |
研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) |
他機関 | 茨城大学 |
研究期間 | 継H03〜H07 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 |
大課題 | 食品の品質保持技術の改良、開発 |
中課題 | 食品加害菌及びマイコトキシンの制御法の改良、開発 |
小課題 | 物理・化学的手法による毒素低減化技術の開発(139) |
摘要 | トリコテセン化合物の高速液体クロマトグラフィーによる分析法を検討した結果、カラムは市販のLiChrosphere 100 RP−18(e)(5μm)及びPolysphere RP18を用い、比較的良い分離結果を得た。pHの違いによる分解を検討した結果、デオキシニバレノール(DON)及び3−アセチルデオキシニバレノール(3−Ac−DON)のいずれも酸性及び中性では分解の程度が低かったが、強アルカリ性(pH 11)ではいずれもかなり分解された。そこで、DONに水溶液でアルカリ性になる炭酸水素ナトリウムを最終濃度が5%になるように添加し80℃、150分保持すると、DONはほとんど分解された。3−Ac−DONも同様に反応させると、80℃、30分で3−Ac−DONはほとんど分解された。 |
研究分担 | 流通保全・トキシン研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037394 |
収録データベース | 研究課題データベース |