食品の放射線処理の検出技術の開発(145)
食品の放射線処理の検出技術の開発(145)
課題番号 | 1993003731 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継H02〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 | ||
大課題 | 食品の品質保持技術の改良、開発 | ||
中課題 | 電磁波を利用した食品の品質制御技術の改良、開発 | ||
小課題 | 食品の放射線処理の検出技術の開発(145) | ||
摘要 | インピーダンスの測定温度は照射馬鈴薯の検知の成否に大きく影響した。低温で貯蔵した馬鈴薯は、インピーダンス測定の前に22℃で3日以上貯蔵することにより、非照射馬鈴薯と照射馬鈴薯のインピーダンスの明確な違いを観察することができた。高温で貯蔵した馬鈴薯は、一時低温で貯蔵した後に22℃で3日以上貯蔵する必要があった。いずれの馬鈴薯も22℃でインピーダンスを測定することにより照射の有無を識別することができた。この条件で求めたインピーダンスマグニチュードの5kHzと50kHzにおける比は、線量に依存して値が大きくなった。また、インピーダンスマグニチュードの5kHzと50kHzにおける比は、馬鈴薯の生産地の影響を受けず、照射馬鈴薯の検知のためのパラメータとして有望なことが明らかになった。来年度は、多品種の馬鈴薯および市販の照射馬鈴薯を対象に検討する。 | ||
研究分担 | 流通保全・放射線研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037402 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |