放射線照射バレイショの脂質代謝機構の解明に関する研究(148)

放射線照射バレイショの脂質代謝機構の解明に関する研究(148)

課題番号1993003733
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間単H04〜H04
年度1993
研究問題加工・流通技術の開発及び利用
大課題食品の品質保持技術の改良、開発
中課題電磁波を利用した食品の品質制御技術の改良、開発
小課題放射線照射バレイショの脂質代謝機構の解明に関する研究(148)
摘要前年度までに、γ線照射馬鈴薯の貯蔵中の脂質成分の変化について調べ、各オルガネラ膜中でのリノレン酸含量の増加と傷害時の脂質代謝変動の遅延について明らかにしてきた。本年度は、照射後の極初期にラジカル反応による脂質の分解が生じていないかを確かめるため、過酸化脂質と遊離脂肪酸の量についての検討を行った。過酸化脂質については、照射直後(10分以内)及び12時間、24時間後に脂質抽出物中のTBA値の測定とHPLCによる脂質過酸化物の測定を行ったところ、いずれも非照射のものと比べて有意な増加は認められなかった。又、総脂肪酸に対する遊離脂肪酸の量は、照射12時間後に極わずか増加する傾向が認められたが、24時間後には再びもとのレベルの戻った。以上、馬鈴薯に対するin vivoの照射では、他の植物体やモデル膜系で報告されているような脂質の分解反応はほとんど起こらないか、極めて短期に修復されていくために観察されない可能性が示唆された。
研究分担流通保全・放射線研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037404
収録データベース研究課題データベース

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