放射線照射した農産物の生体膜の特性に関する研究

放射線照射した農産物の生体膜の特性に関する研究

課題番号1993003735
研究機関名食品総合研究所(食総研)
研究期間新H05〜H08
年度1993
研究問題加工・流通技術の開発及び利用
大課題食品の品質保持技術の改良、開発
中課題電磁波を利用した食品の品質制御技術の改良、開発
小課題放射線照射した農産物の生体膜の特性に関する研究
摘要一般に、生体膜は放射線障害の重要な標的であると考えられているが、農産物そのものに照射したときの生体膜の変化についての研究例はきわめて少ない。これまでの研究結果から、馬鈴薯の放射線照射は脂質の分解を促進するよりは、脂肪酸の不飽和化を引き起こし、生体膜の構成成分である脂質組成の変動をもたらすことが明らかになった。一方、γ線照射馬鈴薯では、組織からのイオン漏出速度の増加や電気インピーダンスの増加など、生体膜に起因した生理応答変化が観察されている。以上のように農産物をγ線照射した場合には膜の構造と機能が変化するが、生体系を対象とした場合の変化は、モデル膜系で考えられる様な脂質の過酸化や分解だけでは説明できないものと予想される。本研究では、主に馬鈴薯を対象として、γ線照射による膜機能と構造の変化について、流動性、透過性、界面電位、疎水性、膜タンパク質の存在状態などの点から検討を行う。
研究分担流通保全・放射線研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037406
収録データベース研究課題データベース

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