多目的型CA貯蔵法の開発(173)
多目的型CA貯蔵法の開発(173)
課題番号 | 1993003760 | ||
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研究機関名 | 食品総合研究所(食総研) | ||
研究期間 | 継H02〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 加工・流通技術の開発及び利用 | ||
大課題 | 食品の加工・流通に係わる工学的技術開発 | ||
中課題 | 品質保持のための物流技術の改良、開発 | ||
小課題 | 多目的型CA貯蔵法の開発(173) | ||
摘要 | ガス置換速度を19l/minから50l/minに上げ、かつ真空ポンプを使用しないシステムに改良し、性能向上とコスト低減を図った。既存の冷凍コンテナ、冷蔵トラックおよび冷蔵庫にCA機能を付加できる汎用的な多目的型CA装置を設計し、実用機を試作中である。その仕様の概要は耐振動、衝撃性を有すること、結露、高温等悪環境に強いこと、停電の復帰時に自動的に起動し、コントロールプログラムが正常に動作すること、コントロールの条件設定操作が簡単なこと、故障時のメインテナンスが容易であること等である。西洋梨の貯蔵試験では内部褐変を防ぐために二酸化炭素濃度は0.5%以下である必要があり、6カ月程度の貯蔵の可能性を認めた。西洋梨は追熟技術も重要であるため、現在CA貯蔵における追熟制御の試験を行っている。 | ||
研究分担 | 食品工学・流通工学研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037431 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |