飼料作物における細胞質雄性不稔遺伝子の発現機構解明
課題番号 | 1993001038 |
研究機関名 | 草地試験場(草地試) |
研究期間 | 新H05〜H09 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 飼料作物等品種の育成 |
大課題 | 育種法の確立と新育種素材の開発 |
中課題 | バイオテクノロジー利用による育種法の開発 |
小課題 | 飼料作物における細胞質雄性不稔遺伝子の発現機構解明 |
摘要 | 細胞質雄性不稔(CMS)は一代雑種作出に用いられ、育種上重要な形質であるが、牧草ではこれに関する分子レベルの研究は遅れている。そこでイネ科牧草(主にイタリアンライグラス)のCMS遺伝子の単離、構造解析、及びその発現機構の解明を行う。まず雄性不稔細胞質と正常細胞質のDNAレベルでの違いを、ミトコンドリア遺伝子を用いてサザン法で調べる。次に稔性回復遺伝子により稔性を回復した植物と、回復していない植物の間のRNAレベルでの違いをノーザン法により、タンパク質レベルでの違いを試験管内タンパク質合成実験により調べる。このようにして同定したCMS関与遺伝子をクローニングして、その塩基配列を決定する。 |
研究分担 | 育種・育種工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037584 |
収録データベース | 研究課題データベース |