プロベナゾールによるフェニルアラニンアンモニアリアーゼの活性化機構の解明(63)
課題番号 | 1993000580 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 完S00〜S00 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 農業環境資源の賦存量の把握及び特性の解明と機能の評価 |
大課題 | 農用資材等の特性の解明と機能の評価 |
中課題 | 農薬等の特性の解明と機能の評価 |
小課題 | プロベナゾールによるフェニルアラニンアンモニアリアーゼの活性化機構の解明(63) |
摘要 | 昨年度単離したプロベナゾールによって誘導される遺伝子(pPB−1)の組織特異的発現を検討した。開花7日目のイネ(日本晴)の根、緑葉、葉鞘、穎花より全RNAを抽出し、ノーザン法によってpPB−1遺伝子の発現量を検討したところ本遺伝子の転写産物は根以外の地上部でのみ発現していることが明らかとなった。また日本晴懸濁培養細胞においては本遺伝子の発現は観察されなかった。このことはpPB−1の発現、更にプロベナゾールの薬理効果発現には細胞が分化していることが必要であり、特に葉緑体が何らかのかかわりを持っていることが強く示唆された。 |
研究分担 | 資材動態・殺菌動態研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037754 |
収録データベース | 研究課題データベース |