トビハマキの性フェロモン
トビハマキの性フェロモン
課題番号 | 1993000599 | ||
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研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) | ||
研究期間 | 新H04〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 農業生態系の構成要素の動態・相互作用の解明と制御技術の開発 | ||
大課題 | 環境生物の動態の解明と制御技術の開発 | ||
中課題 | 生物個体群の動態の解明 | ||
小課題 | トビハマキの性フェロモン | ||
摘要 | トビハマキ処女雌成虫から性フェロモンを抽出した。フロリシルカラムから5%エーテル/ヘキサンで溶出される画分には2ピークにEAG活性があり、これらはGC−MS分析の結果から、(Z)−9−tetradecenyl acetate、(Z)−11−tetradecenyl acetateと推定された。また、25%エーテル/ヘキサンで溶出される画分には(Z)−11−tetradecenolが検出された。DMDS化して分析を行ない検出した8種の物質の雄蛾のメイティングダンスに対する影響を観察した。その結果、(E)−11−tetradecenyl acetateには阻害活性があり、(Z)−11−tetradecenyl acetateと(Z)−11−tetradecenolの2物質が強いメイティングダンスを示すのに必要であった。 | ||
研究分担 | 環境生物・昆虫行動研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037773 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |