課題番号 | 1993000647 |
研究機関名 | 農業環境技術研究所(農環研) |
研究期間 | 継H02〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 農業生態系の構成要素の動態・相互作用の解明と制御技術の開発 |
大課題 | 農用資材等の動態解明・制御技術及び安全性評価・管理技術の開発 |
中課題 | 農薬・肥料等の環境中の動態解明と制御技術の開発 |
小課題 | 土壌環境における微量要素の動態と可給性(139) |
摘要 | 銅、亜鉛の土壌中での存在状態や作物への可給性を明らかにするために、大分県の非汚染土壌および両金属塩を添加した汚泥連用土壌を対象にして、連続抽出法によって銅、亜鉛の形態別存在割合を調べた。また、各種土壌を用いたコマツナのポット試験により、存在形態と作物への可給性との関係について検討した。その結果、銅および亜鉛の存在形態の大部分は鉱物結晶態であり、酸化物結合態、有機物結合態がこれに次いだ。水溶態や交換態の存在量はわずかであった。添加した銅、亜鉛は、大部分が酸化態や炭酸態に分配された。土壌pHは、両金属の交換態の増加割合に影響した。存在形態と作物体濃度との相関を求めた結果、銅、亜鉛とも交換態との間に最も高い相関が認められた。 |
研究分担 | 資材動態・微量要素研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037821 |
収録データベース | 研究課題データベース |