ブニヤウイルス属シンブ血清群ウイルスの分節再集合ウイルスの作出(9)
課題番号 | 1993003418 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 継H02〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 伝染病の防除技術の確立 |
大課題 | 国内伝染病の病原体の性状解明と疾病防除技術の確立 |
中課題 | 病原微生物の病原性及び変異の解明 |
小課題 | ブニヤウイルス属シンブ血清群ウイルスの分節再集合ウイルスの作出(9) |
摘要 | 今までに得られたピートンウイルスに対する単クローン抗体を用い、プラック中和試験およびELISA反応によりアカバネウイルスOBE−1株との交差血清反応を行った。認識抗原の同定を行ったところ、ヌクレオキャプシッド蛋白質を認識しているものが6クローン、表面の糖蛋白質を認識しているものが2クローンであった。アカバネウイルスとのELISAによる交差試験で、ピートンウイルスに対して高く、アカバネウイルスに対して低い値を示した株が5クローンで、中和試験ではこのうち3クローンがアカバネウイルスに対し低い反応性を示した。最終年度は、このピートンウイルス特異的単クローン抗体を用いて分節再集合ウイルスの作出を試みる。 |
研究分担 | 研二・ウイ1研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037955 |
収録データベース | 研究課題データベース |