移植用卵子及び初期胚のウイルス汚染とその防止法に関する研究(38)

移植用卵子及び初期胚のウイルス汚染とその防止法に関する研究(38)

課題番号1993003441
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間完H01〜H04
年度1993
研究問題伝染病の防除技術の確立
大課題国内伝染病の病原体の性状解明と疾病防除技術の確立
中課題病原微生物の生態の解明
小課題移植用卵子及び初期胚のウイルス汚染とその防止法に関する研究(38)
摘要卵子汚染ウイルスによる牛伝染性疾病の伝播を防止し、胚移植による多子生産を図ることを目的に牛卵子のウイルス汚染の実態を調べ、さらに汚染ウイルスの生殖関連細胞における動態を解明し、安全な受精卵(胚)の供給のための基礎的検討を行った。ウイルス汚染の実態調査では、特定のウイルスは分離されなかった。牛ヘルペスウイルス1型、アカバネウイルス、ブルータングウイルス、牛ウイルス性下痢・粘膜病ウイルスで汚染させると、いずれも通常の洗淨では除去不可能であった。次に、卵子の成熟,発生過程を観察したところ、牛ヘルペスウイルス1型汚染卵子では胚盤胞への発育は全く認められなかった。一方、他の3種のウイルスの汚染では卵子は胚盤胞まで発育した。多くの場合、ウイルスの増殖の場は卵丘細胞であったので、今後は卵丘細胞を除去した体外受精卵を作製する手法を開発することが重要であろう。
研究分担東北・1研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037978
収録データベース研究課題データベース

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