早熟型コクシジウム株の性状の検討(48)
早熟型コクシジウム株の性状の検討(48)
課題番号 | 1993003452 | ||
---|---|---|---|
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) | ||
研究期間 | 継H04〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 伝染病の防除技術の確立 | ||
大課題 | 国内伝染病の病原体の性状解明と疾病防除技術の確立 | ||
中課題 | 国内伝染病の診断,予防及び治療技術の確立 | ||
小課題 | 早熟型コクシジウム株の性状の検討(48) | ||
摘要 | 早熟化継代によって作出された鶏コクシジウム弱毒株のブロイラーに対する病原性は、症状の軽減(血便の排出期間及び程度)、増体率の維持、病変値の低下(2.0)等、強毒親株に比べ極めて低下しており、またオーシスト排出数の減少も見られ、採卵鶏に対するものと同様であった。早熟株を常法で10代継代して病原性復帰の有無を検討したところ、継代後の病原性は強毒株と弱毒株のほぼ両者の中間程度であり、継代による病原性復帰の可能性が認められた。弱毒株と親株のオーシストの形態変化は、オーシスト排出後の同一経過時間では差は認められず、弱毒化はオーシストの形態に影響を与えていなかった。 | ||
研究分担 | 鶏病・3研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030037989 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |