豚オーエスキー病サブユニットワクチンの開発(122)
課題番号 | 1993003523 |
研究機関名 | 家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究期間 | 完H02〜H04 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 先端的,基盤的技術の開発 |
大課題 | 生物工学的手法による生物学的製剤等の開発 |
中課題 | 組換えDNA技術の応用による製剤等の開発 |
小課題 | 豚オーエスキー病サブユニットワクチンの開発(122) |
摘要 | 家畜のインターフェロンを生物工学的に大量生産するためにウシインターフェロンの酵母での生産に関する基礎研究を行った。酵母で効率よく生産するために酵母に合ったコドンを用いた遺伝子の合成を試みた。遺伝子の合成には比較的短いオリゴマーを用い、アニーリングで組み上げていく方法が有効だった。また、酵母から精製したタンパク質を分泌させるためのシグナルペプチドのアミノ酸配列を改変してシグナルペプチドの切断効率を検討した結果、アミノ酸配列を変えることによって切断を制御したり、至適塩濃度を変化させうることが明らかになった。今後、人工ウシインターフェロン遺伝子を完成させてクローニングし、塩基配列の確認、大腸菌発現ベクターでの発現、人工合成シグナルの付加、酵母発現系での発現が必要である。これは新規課題「家畜有用物質の大量生産技術の開発」で行う。 |
研究分担 | 企連製剤・衛生検査製剤工学研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038060 |
収録データベース | 研究課題データベース |