鶏のグルタチオンS−トランスフェラーゼの性状の解析(166)

鶏のグルタチオンS−トランスフェラーゼの性状の解析(166)

課題番号1993003584
研究機関名家畜衛生試験場(家畜衛試)
研究期間完S63〜H04
年度1993
研究問題飼料及び飼料添加物の安全性確保技術の確立
大課題有害物質及び有害微生物の排除技術の確立
中課題飼料中有害物質の作用の解明と排除技術の確立
小課題鶏のグルタチオンS−トランスフェラーゼの性状の解析(166)
摘要薬物代謝に関与する酵素としてグルタチオンS−トランスフェラーゼ(GST)を、家畜として鶏を選択し、本酵素の性状を解析して有害物質の排除機構を解明することを目的とした。肝可溶性画分のGST活性の日齢及び性による差は顕著ではなかった。十数種の等電点の異なるGSTアイソザイムが検出され、アイソザイムパターンは日齢及び性別によって若干変動した(初年度)。ミクロゾーム画分のGST活性は、肝全GST活性のうち約2.5%を占めていた。界面活性剤を測定系に添加した場合、およそ2〜3倍の活性上昇がみられた。日齢及び性別によるミクロゾームGST活性の変動は顕著ではなかった。ミクロゾームのN−エチルマレイミド処理は、ミクロゾームGST活性に何等影響を与えなかった(2年度)。各臓器GST活性の基質特異性はそれぞれ特有のパターンを示したが、肺でエタクリン酸に対する活性が高いことが最も特徴的であった(3年度)。肝GST活性はPB、BHAあるいはSBO投与で誘導された。SBO群ではpI9のアイソエンザイムが顕著に増加しており、サブユニットパターンにも顕著な変動がみられた(4年度)。肝グルタチオンペルオキシダーゼ(GPOX)活性に占める、GST由来GPOX活性の割合は、およそ30%であった。また、リン脂質過酸化物を直接還元する新規のGPOXを見いだした(最終年度)。
研究分担企連飼料安全・企画毒性薬理研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038121
収録データベース研究課題データベース

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