ウサギ等における遺伝子導入動物の作出に関する研究(22)
課題番号 | 1993000789 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 家畜・家禽等の生物機能の遺伝的解明とその育種技術への応用 |
大課題 | 家畜・家禽等の高品質系統作出技術の開発 |
中課題 | 生物工学的手法を用いた育種技術の開発 |
小課題 | ウサギ等における遺伝子導入動物の作出に関する研究(22) |
摘要 | 遺伝子導入後のウサギ胚の体外での胚発生条件について検討した結果、CellGrosser−Hと呼ばれる無血清培地を用いることによって高率に前核期卵から胚盤胞期への体外での胚発生が可能となった。胚盤胞期における細胞数は、体内での同様の時期の胚に匹敵することから、ウサギ胚はこの培養液を用いることによって体外での生存性がよく維持されることが明きらかとなった。さらに、未分化胚細胞を利用した遺伝子導入を行うための予備実験として、これらの細胞からのキメラ動物の作出を試みた。胚盤胞期胚由来の胚細胞を体外で6日間培養後、別の胚盤胞期胚に注入し、受胚雌に移植した。注入処置のみした胚からは産子が得られたが、培養胚細胞由来のキメラ動物は得られなかった。 |
研究分担 | 繁殖・細胞操作研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038139 |
収録データベース | 研究課題データベース |