家畜の卵母細胞の成熟に係る生理活性物質の作用機構(53)
課題番号 | 1993000819 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 継S62〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 家畜の繁殖機構の解明と増殖技術の開発 |
大課題 | 生殖細胞・初期胚の効率的生産と利用技術の開発 |
中課題 | 生殖細胞の効率的生産と利用技術の開発 |
小課題 | 家畜の卵母細胞の成熟に係る生理活性物質の作用機構(53) |
摘要 | 豚卵子を体外で成熟させた場合、卵子内のグルタチオン濃度が高いほど体外受精後の雄性前核形成率が高いことが明かになった。また、排卵卵子のグルタチオン濃度は、0.57 mMのシステインを含む成熟培地内で成熟させた卵子と同等の値を示した。さらに、同位元素で標識したシステインおよびシスチンの卵子への取り込みを調べたところ、卵子はシステインを取り込むことはできるが、シスチンを直接取り込むことができないことが判明した。しかし、卵子の周囲に卵丘細胞が存在すると卵子はシスチンを取り込むことができるようになった。 |
研究分担 | 繁殖・胎生発育研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038169 |
収録データベース | 研究課題データベース |