消化管由来ペプチドの検索と機能解明(87)

消化管由来ペプチドの検索と機能解明(87)

課題番号1993000848
研究機関名畜産試験場(畜試)
研究期間完H03〜H04
年度1993
研究問題家畜・家禽の生理・生産機構及び行動の解明とその制御
大課題家畜・家禽の神経性制御機構及び行動の解明
中課題採食調節機構の解明とその制御
小課題消化管由来ペプチドの検索と機能解明(87)
摘要ルーメン液中の酸可溶性画分におけるペプチド態アミノ酸と遊離アミノ酸の濃度は、混合種のプロトゾア、単独種のプロトゾア、プロトゾアのいない牛の順に多く、ペプチドと遊離アミノ酸の比率は、プロトゾアのいない牛では約80%、混合プロトゾアをもつ牛では約60%がペプチド態アミノ酸で、プロトゾアの存在により遊離アミノ酸の比率が増加した。単独のプロトゾアとしてEpidinium ecaudatumのみが存在すると、ペプチドおよび遊離アミノ酸濃度がともに増加しているのに対し、Eudiplodinium maggiiでは遊離アミノ酸濃度だけが増加した。またγアミノ酪酸はどの群でもほぼ同程度の値を示したことから、その生成にはプロトゾアは関与していないと考えられる。以上の結果より、ある種のペプチドはルーメン内で比較的安定に存在しており、タンパク分解によるアンモニア生成の律速段階になっていると考えられる。また、ルーメン内のタンパク質・アミノ酸代謝はルーメンプロトゾアの存在により活発になり、その作用はプロトゾアの種類によって異なることが示唆された。
研究分担生理・生理4研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038198
収録データベース研究課題データベース

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