ルーメンにおける微生物間の相互作用の解明(91)

ルーメンにおける微生物間の相互作用の解明(91)

課題番号1993000854
研究機関名畜産試験場(畜試)
研究期間止H01〜H04
年度1993
研究問題家畜・家禽の物質代謝機構の解明・制御と飼料・栄養素の有効利用
大課題家畜・家禽の栄養素の消化・吸収機構の解明
中課題ルーメン微生物相の解明と制御方式の開発
小課題ルーメンにおける微生物間の相互作用の解明(91)
摘要ルーメン発酵の効率を高め牛の生産性を向上させるための基礎として、細菌類と原生動物(プロトゾア)を中心として微生物間の競合、共存などの相互関係を明らかにする。本年度は粗飼料の割合を変化させた時の細菌相の変化を検討した。粗飼料の比率を上昇させると総生菌数及びデンプン分解菌数は混合種のプロトゾアをもつ牛ではかなり低下していた。飼料やプロトゾアの変化に対してキシラン分解菌は比較的安定に存在しているのに対して、ペクチン分解菌数は変化が大きく、セルロース分解菌数は粗飼料の多い時に菌数が低下していた。メタン菌数は粗飼料の多い時ではプロトゾアのいない牛で多く、総生菌数に対するメタン菌数の比をみると、粗飼料多給時には単独種のプロトゾア存在下ではメタン菌数の比は低下しているのに対し、無プロトゾアや混合種プロトゾア存在下では増加していた。以上の結果より、飼料の違いによるルーメン細菌数の変化はプロトゾアの種類によって大きく異なっており、プロトゾアの種類を変化させることでルーメン発酵を適切に制御できる可能性が示唆された。
研究分担生理・生理4研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038204
収録データベース研究課題データベース

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