課題番号 | 1993000865 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 継H02〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 家畜・家禽の物質代謝機構の解明・制御と飼料・栄養素の有効利用 |
大課題 | 家畜・家禽の物質代謝機構の解明とその制御技術の開発 |
中課題 | 代謝調節機能の解明 |
小課題 | 乳牛におけるビタミンD代謝(100) |
摘要 | 乾乳期における乳牛へのCaとPの給与量は、胎児の発育と分娩後の乳熱の発症に深く関係している。8頭の牛を用い初産から3産まで、トウモロコシサイレージとチモシー乾草またはアルファルファ乾草を組み合わせた(各区4頭)、同一の飼養条件で分娩させた。また双胎妊娠と診断され胎児2頭分増給したが、産子が1頭で母牛が乳熱になった例について、分娩前後の血漿中のCaとPの濃度、CaとPの調節ホルモンについて測定した。初産においてはチモシー区もアルファルファ区でも分娩時の血漿中のCaとPの低下は殆どみられなかった。しかし、3産ではCaの低下はアルファルファ区のほうが大きかった。妊娠中Ca摂取量(65g)の多かった単胎胎児2頭分増給牛は、維持や1頭分増給牛より分娩前Ca上昇と、分娩後のCaとPの低下、副甲状腺ホルモンと1、25(OH)2Dの上昇が大きかった。 |
研究分担 | 栄養・微量要素研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038215 |
収録データベース | 研究課題データベース |