畜産食品蛋白質の消化により生ずるペプチドの生理活性(134)
課題番号 | 1993000906 |
研究機関名 | 畜産試験場(畜試) |
研究期間 | 継H03〜H05 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 良品質・健全な畜産物の生産と流通利用技術の確立 |
大課題 | 畜産物の機能の解明と利用・変換技術の開発 |
中課題 | 畜産物の機能の解明 |
小課題 | 畜産食品蛋白質の消化により生ずるペプチドの生理活性(134) |
摘要 | 牛乳または3%β−ラクトグロブリン(β−LG)の経口投与がT細胞の応答性に及ぼす影響をβ−LGあるいはβ−カゼイン(β−CN)免疫刺激リンパ節細胞またはパイエル板細胞を用いて調べた。リンパ節細胞を用いた場合には再度の抗原刺激によるT細胞の応答性は著しく抑制されたが、局所の免疫応答を示すと考えられるパイエル板細胞では抑制反応は認められなかった。また、β−LG溶液投与後の小腸内容物をHPLCにより分画し、β−LG特異抗体を用いたイムノドット分析を行い、消化過程における残存抗原性を調べた。その結果、3つの異なる部分がβ−LG特異的マウスポリクローナル抗体と反応し、このうち2つはβ−LGの28ー36残基目を認識するモノクローナル抗体とも反応した。 |
研究分担 | 加工・利用開発研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038256 |
収録データベース | 研究課題データベース |