「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立−「一週間養蚕・多回育」に対応する桑の栽培技術体系の確立−(124)
課題番号 | 1993003370 |
研究機関名 | 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研) |
研究期間 | 完H02〜H04 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 用途別繭の効率的生産技術の開発 |
大課題 | 人工飼料等による低コスト繭生産技術システムの開発 |
中課題 | 新繭生産技術システムの開発 |
小課題 | 「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立−「一週間養蚕・多回育」に対応する桑の栽培技術体系の確立−(124) |
摘要 | 年間10回の多回育養蚕・一週間養蚕を前提として、多植桑園及び密植桑園を対象に、春切・夏切・2年3回の輪収法など7種類の桑園を組み合わせて、3年目の桑の生育と蚕期別の収穫量を調査した。その結果、桑の生育及び収穫量は前年度とほぼ同様であり、本収穫法が桑の樹勢維持の面で特に問題の無いことが推測された。2か年間の平均収穫条桑量を用いて換算した10a当たりの収繭量は125kgであり、本収穫法が土地生産性の面からも多回育に対応できることが認められた。これらの成果に基づいて、多植桑園を対象に結束型桑収穫機で収穫する多回育(10回)用桑収穫体系及び密植〜多植桑園を対象に乗用跨畦式桑収穫機で地際伐採収穫を行う多回育(10回)用桑収穫モデル体系を策定した。 |
研究分担 | 生産技術・栽培技術研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038432 |
収録データベース | 研究課題データベース |