アブラナ科野菜の高再分化能半数体系統の作出(53)
課題番号 | 1993001518 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 継H02〜H06 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 遺伝資源の利用と育種 |
大課題 | 育種方法及び育種素材の開発 |
中課題 | 組織・細胞培養等による育種技術の開発 |
小課題 | アブラナ科野菜の高再分化能半数体系統の作出(53) |
摘要 | Brassica oleraceaの30系統でハクサイに準じて小胞子培養を行った。ブロッコリー及びケールでは胚様体形成能の高い系統が認められたが、キャベツではそのような系統は見いだせなかった。キャベツで胚様体形成が最も多かったのは‘富士早生’であった。そこで‘富士早生’を用いてキャベツの小胞子培養系の改良を試みた。長さ5.3〜5.9■の花蕾で胚様体形成数が多かった。高温処理試験では、33℃で2日間処理を行った場合に胚様体形成数並びに伸長した芽を分化した胚様体数が多かった。以上の結果から、長さ5.3〜5.9■の花蕾を用い、33℃、2日間の高温処理を行った場合に、小胞子からの植物体再生が良好であることが明らかとなった。 |
研究分担 | 野菜育種・育種4研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038528 |
収録データベース | 研究課題データベース |