茶芽生育および生産機能向上に有効な新規生長調節剤の検索(173)
課題番号 | 1993001628 |
研究機関名 | 野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究期間 | 完S63〜H04 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 生理生態特性の解明とその制御技術の開発 |
大課題 | 生育相の解明と制御技術の開発 |
中課題 | 生長・発育生理の解明と制御技術の開発 |
小課題 | 茶芽生育および生産機能向上に有効な新規生長調節剤の検索(173) |
摘要 | 新芽の生育調節あるいは葉の光合成能力の向上を目的として、多数の生長調節剤の散布効果を検討した。新芽生長促進効果が認められたのはGAのみであった。萌芽抑制剤ではMCP、KUH、DC、EP、EC、ABAなどが有効であった。しかし葉の光合成能力を向上させる薬剤は見いだせなかった。またいくつかの薬剤について挿し木の発根促進効果を検討したところ、5,6−ジクロルIAAの効果が既存のオキシベロン剤より大であった。今後の課題として、処理効果判定のための活力診断手法の開発、あるいはチャでの農薬登録の問題が指摘された。枝条の生育や呈味成分含量の制御に有効な薬剤については、さらに新規課題で検討を続ける予定である。 |
研究分担 | 茶栽培・栽培生理研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038638 |
収録データベース | 研究課題データベース |