食菌性線虫による野菜の土壌病害の防除(257)

食菌性線虫による野菜の土壌病害の防除(257)

課題番号1993001708
研究機関名野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究期間延H02〜H07
年度1993
研究問題生産安定化技術の開発
大課題病害虫防除技術の開発
中課題生物的手法を主体とした病害制御技術の開発
小課題食菌性線虫による野菜の土壌病害の防除(257)
摘要菌食性線虫(Aphelenchus avenae)の摂食範囲とその様式、嗜好性並びにキュウリつる割れ病の防除効果について検討した。主要なFusarium病菌、苗立枯病菌並びにハクサイ黄化病菌に対してほぼ同様の摂食程度と様式を示した。Fusarium菌にい集する傾向が強く、この原因としてFusarium菌が生産するアルコールによる誘引が推測された。キュウリつる割病に対する防除効果をみるため、病原菌汚染土壌に本線虫を処理する方法と非汚染土壌に病原菌を浸漬接種すると同時に処理する方法で検討した。病原菌10の5乗、10の6乗の汚染土壌に菌食性線虫を接種し、約20日後に本葉2枚のキュウリを移植しても、両濃度とも発病抑制効果は認められず、病原菌濃度が高い場合はかえって発病を助長した。一方、非汚染土に病原菌浸漬と同時に菌食性線虫を植穴処理した場合は、10の5乗汚染土壌では明瞭な差は認められなかったが、10の6乗では顕著な発病抑制が認められた。上術の成果はポット試験の結果であり、さらに大規模な処理方法、他の土壌害虫の抑制効果等についても検討する必要があり、研究期間を延長する。
研究分担久留米・病害研
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038718
収録データベース研究課題データベース

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