汎用農地の水管理技術の改善(125)
汎用農地の水管理技術の改善(125)
課題番号 | 1993001926 | ||
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研究機関名 | 農業工学研究所(農工研) | ||
研究期間 | 完S63〜H04 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 生産性向上のための農用地の整備と水利用技術の開発 | ||
大課題 | 高生産性農業のための水利用技術の開発 | ||
中課題 | 農用地の用排水技術の開発 | ||
小課題 | 汎用農地の水管理技術の改善(125) | ||
摘要 | 水田地帯にモザイク状に点在する輪換畑での暗渠配置法の改善とその効果を面情報として把握する気球写真法の開発に取り組んだ。暗渠の等間隔配置と施工の容易性を重視して畦畔から5mの位置に暗渠を設ける標準配置の暗渠では、隣接水田からの浸透水による過湿部分が暗渠直上まで入り込むが、畦畔に近接して配置した暗渠では過湿部分が畦畔際でくい止められる。そのことが、■水田に近い土壌は暗い湿潤色だが、水田から遠ざかると明瞭な境界線をもって明るい乾燥色に変わる様子が気球写真に写ること、■気球写真で暗く写った部分の水分張力データも過湿の情報を与えること、から明らかとなった。この成果は、浸透水の多い輪換畑での暗渠配置の選択肢を広げるものであるとともに、気球写真が隣接圃場や隣接斜面からの浸透状況の把握に利用できることを明らかにしたものである。 | ||
研究分担 | 農地・水田整備研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030038936 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |