沿岸域における赤潮鞭毛藻と珪藻の種交替過程の解明
沿岸域における赤潮鞭毛藻と珪藻の種交替過程の解明
課題番号 | 1993005311 | ||
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研究機関名 | 南西海区水産研究所(南西水研) | ||
研究期間 | 新H05〜H09 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 赤潮及び貝毒原因プランクトンの発生機構の解明 | ||
大課題 | 瀬戸内海域における赤潮・貝毒発生機構の解明 | ||
中課題 | 瀬戸内海域における発生予知モデルの精度の向上 | ||
小課題 | 沿岸域における赤潮鞭毛藻と珪藻の種交替過程の解明 | ||
摘要 | 沿岸海域においては、夏季を中心に有害な鞭毛藻がしばしば卓越して、養殖魚類斃死等の漁業被害を伴う赤潮がよく発生する。このような赤潮の発生過程は、他の植物プランクトンとの種交替過程の一環として認識できる。特に漁業被害を殆ど及ぼさない珪藻類がこれらの通常植物プランクトンの中で重要である。鞭毛藻赤潮の発生する内湾域において、その競合生物である珪藻類と鞭毛藻類との種交替過程を、綿密な現場調査によって把握する。さらに、このような種交替の中で、シストや休眠細胞の形成、休眠、発芽等のイベントがどのような位置づけにあるのかを明確にし、有害鞭毛藻赤潮の発生機構の把握と発生予知に資することを目的とする。 | ||
研究分担 | 赤潮環境・赤生研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039035 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |