アサリ稚貝の着底と生き残り条件の解明(55)
アサリ稚貝の着底と生き残り条件の解明(55)
課題番号 | 1993005609 | ||
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研究機関名 | 養殖研究所(養殖研) | ||
研究期間 | 継H04〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 有用水産資源の培養及び管理技術の確立 | ||
大課題 | 水域生産力の有効利用 | ||
中課題 | 好適生産環境の解明と制御 | ||
小課題 | アサリ稚貝の着底と生き残り条件の解明(55) | ||
摘要 | 三河湾域においてアサリの後期浮遊幼生の分布調査を行った。5月下旬の二度にわたる湾内全域28地点の調査の結果では、水深5m層での幼生密度は1立方Mあたり0ないし880個体と地点により大きく異なるが、沿岸線に沿って高い密度で分布する傾向が認められた。また4地点(水深15m以浅)での垂直分布を見ると、深い層ほど密度が大となる傾向があり、海底近くで幼生が着底準備の態勢にあることが窺われた。知多半島先端部の1地点での幼生出現の経時変化を見ると、5、6月と10月に2回のピークが見られるが、4月から12月までの間の28回のサンプリング調査のうち幼生の見られなかったのは4回のみで、全湾的に見ると春秋2回の盛期は別として産卵は通年的に行われていると見られる。 | ||
研究分担 | 環境管理・環動態研技2研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039095 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |