河川・湖沼における放流魚の行動特性(59)
河川・湖沼における放流魚の行動特性(59)
課題番号 | 1993005620 | ||
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研究機関名 | 養殖研究所(養殖研) | ||
研究期間 | 継H04〜H06 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 有用水産資源の培養及び管理技術の確立 | ||
大課題 | 放流種苗の行動制御 | ||
中課題 | 魚介類の行動・回遊機構の解明 | ||
小課題 | 河川・湖沼における放流魚の行動特性(59) | ||
摘要 | 湯川におけるニジマス及びカワマス種苗放流の効率化と遊漁場としての資源管理技術開発のために、河川における各魚種の生態学的特性の解明が重要である。そこで、59〜4年度の各4月と10月に行われた釣獲調査の結果を解析し、各魚種の種苗放流効果とその個体群動態を研究した。その結果、■種苗放流(特に成魚放流)量、釣獲尾数、入漁者数の間には正の相関がある■両魚種とも低水温季は渓流域を好み、秋季までには湿原域まで分布を広げる■カワマスの産卵期は秋季だが、ニジマスは飼育環境と異なり原種と同様春季が産卵期となる■カワマスのみならず、ニジマスも自然再生産している可能性がある、等の事実が明かとなった。 | ||
研究分担 | 日光・繁殖研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039106 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |