フェノ−ルエマ−ジョン法による魚類の性決定に関与する遺伝子の解析
課題番号 | 1993005651 |
研究機関名 | 養殖研究所(養殖研) |
研究期間 | 新H05〜H08 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 先端技術の導入による新しい増養殖手法の開発 |
大課題 | 遺伝子操作による育種技術の開発 |
中課題 | 遺伝子のクローニング |
小課題 | フェノ−ルエマ−ジョン法による魚類の性決定に関与する遺伝子の解析 |
摘要 | 魚類の性決定は極めて特異的であり、受精時に遺伝的性が決定された場合でも、発生時の温度や生態的地位、性分化時期のホルモン処理によって性が転換される。また、YYの染色体形でも生存可能であり、人為的な性の統御も可能である。魚類の性決定のこのような融通性を利用した性決定機構の研究は脊椎動物の性決定及び分化機構を解明する手がかりになる可能性がある。本研究では、雄性発生、雌性発生の応用による性のコントロール技術、フェノールエマージョン法による雄遺伝子から雌遺伝子を除去するサブトラクションを応用して、魚の雄決定に関与する遺伝子の解析を行い、脊椎動物に共通する性決定機構を解明し、新しい魚類の性判別法の確立や目的遺伝子の導入による直接的で効果的な新しい性のコントロール技術を開発することを目的としたものである。 |
研究分担 | 遺伝育種・細胞工研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039137 |
収録データベース | 研究課題データベース |