操業試験による釣り漁具の高度化
操業試験による釣り漁具の高度化
課題番号 | 1993005693 | ||
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研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) | ||
研究期間 | 新H04〜H05 | ||
年度 | 1993 | ||
研究問題 | 効率・計画的漁労技術の開発 | ||
大課題 | 適正漁獲技法の開発 | ||
中課題 | 効率的漁法技術の開発 | ||
小課題 | 操業試験による釣り漁具の高度化 | ||
摘要 | アカイカを漁獲対象としたいか角針を試作し、自動いか釣り機および集魚灯を利用したいか釣り操業試験を行い、漁具の高度化を検討した。操業試験は第38歓喜丸(水産庁用船)を用いて、1992年8月下旬から10月にかけて約2ヶ月半にわたって、形状の異なるいか角および一般に使用されているいか釣り機、シャクリを従来のいか釣り機に較べより手釣り感覚に近いプログラムを組み込んだ自動いか釣り機を用い、東経170〜西経179度、北緯40度〜46度の海域内で行った。1時間当りの漁獲尾数は従来タイプのいか釣り機で0.5尾、改良いか釣り機で0.3尾であった。改良したいか釣り機、いか角ともアカイカの漁獲に対して十分な機能を発揮できなかった。これは漁獲したアカイカの平均体長が小さく350mm以上の大型アカイカの効率的漁獲をめざした改良いか釣り機およびいか角が有効に機能しなかったためと思われた。 | ||
研究分担 | 漁業生産・漁具研 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039256 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |