魚探周波雑音の測定方法と影響除去方法の開発(97)
課題番号 | 1993005757 |
研究機関名 | 水産工学研究所(水工研) |
研究期間 | 継H04〜H08 |
年度 | 1993 |
研究問題 | 水産資源,海洋調査及び漁業用計測器の開発・改良 |
大課題 | 資源調査用音響機器の開発 |
中課題 | 音響資源調査方法 |
小課題 | 魚探周波雑音の測定方法と影響除去方法の開発(97) |
摘要 | 4年度は雑音測定法として、計量魚探システムのエコー積分器を利用する方法を検討した。エコー積分器を使えば、雑音の平均パワーの測定が容易に行える。また、調査目的である魚群の平均体積散乱強度(SV)と同一の量として雑音が測定ができるため、SVと雑音を簡単に比較することが出来るので、信号対雑音比を確認しながら音響資源調査を進める事が容易で、実用的な測定方法である。このような測定法を開発し、実際の調査に有効であることを確認した。5年度以降は、調査船での実測データの解析に重点をおく。魚探周波雑音レベルは送受波器の装備方法や、船の推進方式、海況等の組みあわせにより大きく変動するが、その支配要因を明確にして、雑音の影響を軽減するための実用的な指針を作成する事を目標とする。 |
研究分担 | 漁船工学・音響研海洋測研 |
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030039320 |
収録データベース | 研究課題データベース |